この記事では実際に工事を担当している私が工事の作業時間を解説します。
NTTの光回線、コラボの光回線(ドコモ、ソフトバンク等)、NURO光(2回目の工事)は工事内容は同じです。
工事の方法なども関連記事で解説していますので合わせて御覧ください。
光回線工事の実際の作業時間がわかれば、予定が入れやすいのですが。
そんな方も多いはず。
実際に何万件も工事した経験でお伝えします!
- 手掛けた光工事、電話工事年間1000件以上合計2万件以上
- 工事担任者総合種取得
- 光回線、電話回線、ネットワーク、最新技術のことならお任せください!
まずはご契約のプランを確認
工事の方法はご契約のプランによって変わってきます。
- 戸建て、アパート等 ファミリータイプ
- マンション 、アパート等 光配線方式
- マンション、アパート等 VDSL方式、LAN方式
お申し込みしたプランはわかりましたか?
戸建てはファミリープランしかありません。
アパートに関しては、当該建物の光設備によって変わってきます。
申込時にプランが決まってくるので確認してください!
ご自分に合ったプランを参考に。
戸建て、アパート等 ファミリータイプ
戸建てやアパートのファミリープランの方はこちらです。
実際の工事内容はこちらへ↓
実際の作業時間
平均は1時間30分から2時間程度。
この作業時間はご自宅の作業環境、電柱付近の作業環境、光設備の整備状況によって前後していきます。
工事担当者に直接、どのくらい作業時間がかかりそうか聞いてみるのが確実です。
当日現場を見ればある程度は作業時間がわかると思います。
マンション 、アパート等 光配線方式
マンション、アパートの光配線方式の方はこちらです。
実際の工事の内容はこちらを参考に↓
実際の作業時間
平均は1時間前後。
築年数が新しいマンションやアパートなら配管設備が整っている場合が多く、光ケーブルが通しやすく設計されているため短い時間で終了します。
ただ築年数が経過している建物は配管設備が劣化していることが多く、光ケーブルの通線に時間がかかることが多い。
マンション、アパート等 VDSL方式、LAN方式
マンション、アパートのVDSL方式、LAN方式の方はこちらです。
実際の工事の方法はこちらを参考に↓
実際の作業時間
平均は30分〜1時間程度。
このプランは既存の配線を使う場合が多く、回線接続作業とモデム試験で終わる場合がほとんど。
工事自体もプランの中では一番スマート。
工事日当日の準備
細かな注意事項は上記の参考記事を見てください。
この記事ではまとめて説明します。
工事の日付、時間帯を確認
光回線を申し込んだら、工事日を調整します。
よく工事日や時間帯の勘違いで「あれ今日工事だった?」「(午後予定の工事)午前中の工事ってきいてました」などの話になりやすいです。
必ず、工事日と時間帯は確認しましょう。
よくある勘違い
工事時間枠AMフリー(9〜12時枠)・・・
❌9時から工事を始めて12時までには終わるではなく
⭕9時から12時の間には工事に伺います。ってことです。
他のPMフリーも考え方は同じです。
電話の差込口付近は作業スペースを開けておきます
ほとんどの工事に共通してくるのが宅内配管の光ケーブルの通線作業。
この通線作業は電話用の配管を使って配線するため、電話の差し込み付近が作業できないと工事が出来ません。
たまにタンスの裏に隠れていたり、ベッドの脇にあったり、冷蔵庫の裏に隠れていたりとさまざま。
工事担当者は基本的にはお客様の家具など移動することは出来ないのでご自分で移動しておきましょう。
すぐにインターネットを使いたい
光回線契約時に工事日にISP設定(プロバイダー設定)を依頼していたらすぐにインターネットが利用出来ます(回線事業者によるが有料が多い)。
設定の際、ISPのIDとパスワードが必要になる場合があるので必ず接続IDとパスワードは用意しておきましょう。
よくわからなければご契約の回線事業者に確認してください。
現在はIPV6が存在する
IPv6(Internet Protocol Version 6)は、インターネットプロトコルの一種で、主にIPアドレスの枯渇問題を解決するために設計されました。IPv4が32ビットのアドレス空間を持つのに対し、IPv6は128ビットのアドレス空間を持ち、理論上は約340兆兆兆(3.4×10^38)個のユニークなIPアドレスを提供します。
- アドレス構造:
- IPv6アドレスは、8つの16ビットのブロック(合計128ビット)で構成され、各ブロックは16進数で表現されます。例えば、
2001:0db8:85a3:0000:0000:8a2e:0370:7334
のような形式です。
- 自動設定:
- IPv6は、デバイスがネットワークに接続されるときに自動的にアドレスを設定できる機能(Stateless Address Autoconfiguration, SLAAC)を持っています。これにより、DHCPサーバーがなくてもデバイスが自分自身でアドレスを生成できます。
- ルーティング:
- IPv6は、ルーティングプロトコル(例:OSPFv3、BGPなど)を使用して、データパケットがネットワークを通じて正しい宛先に到達するようにします。IPv6のルーティングは、アドレスの階層構造を利用して効率的に行われます。
- パケットのフォーマット:
- IPv6パケットは、ヘッダーとペイロードから構成されます。ヘッダーには、送信元アドレス、宛先アドレス、トラフィッククラス、フローラベルなどの情報が含まれています。これにより、データの転送が効率的に行われます。
- トンネリングとデュアルスタック:
- IPv4とIPv6が共存する環境では、トンネリング技術を使用してIPv6パケットをIPv4ネットワーク上で送信することができます。また、デュアルスタック技術を使用することで、デバイスが同時にIPv4とIPv6の両方をサポートすることが可能です。
立会者は成人が望ましい
未成年の方お一人での工事の立ち会いは、工事者から断られる場合があります。
工事者が壁に穴を開けたり、色々な部屋に入る可能性があるため、作業内容を確認し承諾できる方でなければ工事が出来ません。
また、トラブル時にも対応できないため成人の方が立会いましょう。
工事日はなるべく予定を入れないで
先程、作業時間の目安を見てもらいましたが、あくまで目安です。
例えばAMフリーで工事を申し込みました。
工事は午前中だから13時に歯医者を予約しよう!
これは危険!
なぜか?
AMフリー枠は(9時から12時の間に工事に伺います)12時に工事を開始することもあるからです。
12時に工事を開始すると戸建の場合、早くても13時から14時の終了時間。
ですので、可能ならば工事日は予定を開けておいたほうが良いでしょう。
まとめ
プランごとの作業時間をまとめてみました。
建物の作業環境によって時間が変わります。
最善の対策は工事日は時間に余裕をもって立ち会うのが望ましい。
工事が中止になることもあるので、ぜひこの記事を読んでおくことをおすすめします!
ではまた!
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