光回線の切り替え工事でお伺いしている時お客様から「夜になるとつながりが悪くなる」などのお話をいただくことがあります。
時間帯によってつながりずらくなることはあるのか?
光回線の仕組みから考察できます。
夜の時間は速度が出ない気がするな
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光回線とは?
まずは光回線についておさらい
光回線は、光ファイバーケーブルを使ってインターネットや通信サービスを提供するための通信回線です。
光ファイバーケーブルは光信号を伝送し、高速で安定した通信を可能にします。
これにより、大容量のデータを高速に送受信できます。
光回線はどこから来ている?
ではこの光ケーブルはどこから来ているのか?
電話局や基地局から配線されています。
すべてのスタートは局がスタートのなります。
多分皆様の数キロ以内に局が存在します。
光回線の分技について
ここからがかなり重要。
通常のファミリー回線を申し込んだ場合に(ビジネス回線、専用線は別)この分技になる。
まず光の1回線が局内で4分技される
↓
4分岐さてたものが電柱やマンションMDFなどで8分技される
↓
自宅の光回線は32分の1回線になる
皆様が申込している光回線は32分の1回線だと思っていい。
32分岐だから何?
32回線のユーザーが「せーの」で動画をみたり通信したとする。
1Gの回線は単純に割る32になる。
これが最大1Gと謳っている仕組み。
ただ必ずしも32回線が契約回線とは限らない。
マンションや過密な場所は契約数がマックスに近くなる可能性は高いが、一軒一軒離れているような地域では32分技いかないケースも有り回線的には余裕があることのほうが多い。
夜に速度が遅くなる理由
先ほど述べた通り、光回線は32分岐しています。
一つの回線を32回線で分けています。
ということは皆様が一番多くインターネットを利用する時間は32分の1で光回線を利用している可能性もあるわけですね。
ちなみにインターネットの利用時間の多くは『20時〜22時』がもっとも利用者が増加するとされています。
この時間は回線を分け合って使っているので速度はなかなか出づらいということになる。
回線の不具合ではない
この仕組みはどうにもならないので、時間帯をずらすか、次回線の通信速度をあげるためにルーターを見直すとかLANケーブルを見直すとかすれば少しはベストエフォートが改善されるのではないかと。
まとめ
光回線が夜遅くなる理由
夜間は一般的にインターネットの利用がピークに達する時間帯であり、多くの人々が動画ストリーミング、オンラインゲーム、または他のオンライン活動をする。
これにより、ネットワークにおけるトラフィック量が増加し、光回線の帯域幅が過負荷になり、速度が低下。
また特定の地域や地域全体でのインターネット利用のピークが夜間に集中する場合、その地域の光回線において速度が低下する可能性がある。
これらの要因が組み合わさり、夜遅くなることがありますが、地域やプロバイダによって異なる場合があります。
サーバーの違いで同じ32分技でも変わってくるし、1Gと10Gでも話が変わってくる。
改善するのは時間帯をずらすか、自宅のルーターやLANケーブルを見直し、ベストエフォートに近づけるのも一つの手かと。
ではまた!