NFTにおける「ウォレット」とは何か？種類や仕組みなどの基礎を学んでいこう！NFTを１から勉強編Vo⑨

NFTの購入にあたり、どのサイトにも「ウォレット」って言葉が出てくる。

この「ウォレット」をしっかり理解しておかないと後で取引の際、なんか不安が残る。

ってことで、しっかりとNFTの仕組み、「ウォレット」の仕組みを理解し、学ぶのが今回。

「ウォレット」言葉の意味

まず言葉の意味から見ていきましょう。

細かく見ていったほうが理解しやすいですからね。

「ウォレット」とは直訳すると「財布」の意味。

NFTに置き換えると仮想通貨を保管する場所のことを指します。

NFTの「ウォレット」＝仮想通貨を保管する場所ってことですね！

仮想通貨のお財布の役割か。

ウォレットは何に使われるのか？

先程、「ウォレット」は仮想通貨の財布だよって言いましたが、仮想通貨を購入するには基本的には取引所で口座を開設します。

口座を開設した際にその取引所で自動的に「ウォレット」が作成される。

仮想通貨を取引所の「ウォレット」で保管してもいいし、自分で「ウォレット」を別で作成し移管してもいい。

取引所の「ウォレット」を使用するのは仮想通貨の売買時に非常に楽に取引ができることがメリットになります。

購入と売買がサクサクできる。

結局、取引所と別で「ウォレット」を所有していると、通貨の移動などの手間があり、取引のタイミングに影響する可能性が出てくる。

ただ、取引所の「ウォレット」では秘密鍵と言われる他の人にはしれてはいけないデータを取引所が管理することになるため、セキュリティ面に不安要素を抱くことは否めない。

ご自身で信頼できる取引所を選び暗号資産を保管しましょう！

自分の「ウォレット」で暗号資産を所有している場合のメリットは、通貨を分散して保有でき、決済で暗号資産を使用したり、取引所でのトラブルやサーバーダウン時なども関係がない。

ただ、先ほどの秘密鍵が自身の管理になるため、秘密鍵をなくすと暗号資産が取り出せなくなるリスクを持つ。

せっかく投資した資産が目の前にあるのに宝箱が開かない！ってことにならないように注意が必要です。

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ウォレットは２種類

ウォレットは保管の仕方によって下記の二種類に分けられる。

• ホットウォレット
• コールドウォレット

ホットウォレットはオンライン管理。

コールドウォレットはオフライン管理。

順番に見ていきましょう。

ホットウォレットとは？

ホットウォレットとはオンライン上のウォレットのことで、インターネット上で通貨の保管が行えるので送金や決済が非常にスムーズに行えるメリットが有る。

ID、PWなどで簡単に利用することができる。

ただ、オンライン上での保管になるのでハッキングやウイルスなどのオンライントラブルはリスクの一つになってくるでしょう！

多額の資産保管には警戒が必要なります。

コールドウォレットとは？

コールドウォレットとはオフラインで保管するウォレットを指す。

オフラインであるため、もちろんハッキングなどのオンラインリスクがないのが最大のメリットになる。

ただ、オンライン特有のリアルタイムでの取引や簡単な送金や決済ができないため、暗号資産の保管用のウォレットに使われることが望ましい。

ウォレットの鍵の仕組み

ウォレットが理解できたら最後に鍵の仕組みを理解しておきましょう。

仮想通貨のウォレットには２つの鍵が存在します。

• 公開鍵
• 秘密鍵

公開鍵とは？

公開鍵とは仮想通貨を受け取る際に必要な鍵のこと。

仮想通貨を受け取る際にウォレット内の公開鍵で作られた専用のウォレットアドレスを送り手に届けます。

逆に仮想通貨を送金する際は、公開鍵のウォレットアドレスも受け取り、その専用アドレスに送金することになります。

要はお互いに専用のアドレスを暗号化してやり取りすることができるってことですね。

秘密鍵とは？

秘密鍵とは仮想通貨を送金する際に必要な鍵のこと。

仮想通貨を送金する際に、ウォレット内の秘密鍵で作られた専用のウォレットアドレスを生成して、そのアドレスをパスワードのように使用します。

相手に送金するためのロックを解除することができる鍵ってことですね！

秘密鍵を紛失したら？

ウォレットの秘密鍵がわからなくなったらどうなるのか？

秘密鍵は再発行はできない仕組みです。

もし秘密鍵をなくしたら、その仮想通貨は永久に使用できません。

存在はしているものの全く意味のないデジタルデータになります。

ですので秘密鍵の取り扱いは十分に配慮が必要です。

まとめ

NFTにおけるウォレットについて学びました。

ウォレットとは仮想通貨を保管する場所。

保管するには取引所のウォレットを使用するか、自分でウォレットを作り保管する。

ウォレットの取引には鍵が使用され、公開鍵と秘密鍵を使う。

この鍵の取り扱いには十分気をつけないと資産を失うことがある。

ではまた！