光回線の工事でよくわからないのがビス止めするのか、しないのか?
そんな疑問にお答えします!
この記事を読めば光回線工事のビス止めの内容がわかります。
管理会社がビス止めはしないでくださいって言ってたけど光回線の工事はできるのでしょうか?
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申込プランによって工事の方法が違う
光回線は申込みプランによって工事の内容が異なります。
ざっくり分けるとすると
- ファミリータイプ
- 光配線方式
- VDSL方式
- LAN方式
この4つに分けられます。
戸建ての方は一番上のファミリータイプに属しますが、アパートやマンションなどは建物の契約プランによって提供プランが異なるので、ご自分の申し込みプランを確認!
ビス止めが発生するプラン
- ファミリータイプ
- 光配線方式(ビス止めの可能性がある程度)
VDSL方式とLAN方式は建物の既存設備を利用し工事する為、ビス止め、穴あけ工事はありません。
ファミリータイプはなぜビス止めが発生するのか?
詳しくはこの記事で工事の内容を見てからのほうが理解しやすい。
光ファイバーは最寄りの電柱から建物に配線します。
その際に外壁に光ケーブルを固定する為にビスで固定をします。
出典;NTT東日本
引き込み方法は上記の3パターンありますが、どちらにせよ外壁面に光ファイバーを固定する必要があるのでビス止めが発生します。
よく賃貸物件で管理会社の担当の方が「光回線の導入はビス止めは禁止。エアコンダクトから入線希望で工事をお願いします」って依頼が工事会社にきますが、電柱からエアコンダクトまで光ファイバーを配線する際に外壁に固定するためにビス止めが発生しますので「ビス止め禁止、エアコンダクトから工事」は工事不可になります。
ファミリータイプはビス止めが必須!って思って間違いないでしょう。
光配線方式のビス止めのパターン紹介
光配線方式はマンションやアパートに提供している光回線の方式です。
基本はビス止めは発生しませんが、発生するパターンがあるので紹介しておきます。
それは『光配線方式露出建物』。
建物の築年数が経過している建物などに多く、建物の電話用配管がもともとない建物です。
光ケーブルを工事する際は建物の光収容箱(外壁のどこかに設置されている)からご自分の部屋まで外壁面を露出しビス止めしていきます。
また、エアコンダクトや既設の貫通穴がなければ新規で外壁の穴あけも必要になるかもしれません。
ただ、光収容箱を設置する際にNTTと管理会社かオーナーの間で配線方法は相談済みなので、露出配線になることは承諾済みです。
念の為、工事を申し込んだ際は管理会社などに工事の承諾は確認することをおすすめします。
ビス止めが発生しないケースを紹介
ビス止めが発生しなくても工事が完了するケースを紹介します。
- 以前光ケーブルを使用していた(残置ケーブル有)
- 引き込み用ポールが設置されている
以前光ケーブルを使用していた(残置ケーブル有)
引越し先などに光コンセントがあれば工事が不要になることがあります。
もちろん使用できればビス止めの必要ありません。
ただ、配線が劣化していたり、ケーブルが抜かれていたりすることがあるので、光コンセントがあるから工事が不要!ってことにはならないから注意が必要です。
工事に来てから使えるか使えないか判断できるって感じです。
引き込み用ポールが設置されている
これは道路から家まで距離がある場合や、外壁をスッキリするために設置されている埋設用ポールです。
電気、テレビ、光ケーブルなどを一箇所に集めることができるため、外壁にビスを打つ必要が有りません。
このポールがあれば新築でもビス止めは発生しない。
まとめ
光工事はファミリータイプの場合、ビス止めが発生すると思っていたほうが工事がスムーズです。
工事当日に工事会社の担当者へ「ビスを打たないで工事して」って伝えても工事が中止になることがありますので。事前に賃貸物件はビス止めの承諾をとっておきましょう。
ビス止めが発生しないケースもありますので、ご自宅の外観を確認して見ましょう。
ではまた!