【工事者が解説】NTT光、コラボ光の現場調査の内容、費用、所要時間を解説

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光回線を申し込んだ際に、工事前の現場調査が必要になる場合があります。

当日、何をするのか?費用はいくら?どのくらい調査時間がかかるものなのか?

イメージしづらい現場調査を実際に担当している私が解説していきます。

悩んでる人

現場調査は何を確認するのでしょうか?
わかりやすく教えて下さい!

筆者はこんなひと
totonet
totonet(トトネット)@totonet6

職業:電気通信設備事業、IT関連事業

  • 手掛けた光工事、電話工事年間1000以上合計2万件以上
  • 工事担任者総合種取得
  • 光回線、電話回線、ネットワーク、最新技術のことならお任せください!

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目次

現場調査の内容

現場調査

現場調査で確認することは光ケーブルを利用したい場所まで配線することが可能かどうかを調べにきます。

戸建の場合は最寄りの電柱から光回線を使用する部屋までのルート調査。

マンションやテナントビルはMDF室(光設備が設置されている場所)から光回線を使用したい部屋までのルート調査を実施します。

すべての調査に共通することは光回線を利用する場所まで光ケーブルを配線するルートがあるかどうかを調査する。

実際にどんな事をする?

実際の作業内容は建物の構造やお申し込みプランによっても異なりますが、すべてに共通することだけ抑えておけば理解できます。

戸建の場合

戸建の場合は最寄りの電柱から光回線を設置する場所(ONUと呼ばれる光終端装置やWi-Fiルーターの設置場所)までの弱電用配管のルート確認や、配管がない場合は穴を開ける位置やエアコンダクトからの入線の確認をする。

配管にケーブルが通るか調べている

戸建の場合は配管を調査する為、事前に家具などを移動しておくとスムーズに調査が終了します。

マンションやテナントビルの場合

マンションやテナントビルなどの大型な建物になると光設備がビル内に設置済みなケースがほとんど。

実際の調査の場合はその光設備のある部屋(MDF室等)から使用する場所までの配線ルートを調査にきます。

調査の際は天井の点検口などを開けて天井裏を覗いて確認することが多いので、テナントビルではお客様がいる時間帯は調査が中止になる場合があるので事前に作業時間帯は調整することをおすすめします。

現場調査の所要時間

建物の大きさにより時間は前後しますが、おおよそ1時間から2時間ほど

戸建の場合は30分程度で終わることが多いが、商業施設や大きなマンションでは時間がかかります。

調査の際は時間に余裕をもって立ち会いましょう。

費用はかかるのか?

殆どの場合は無料

ただ有料現場調査もあるので料金は確認しておきましょう。(訪問時間を指定したり、夜中の調査は有料になる)

なぜ現場調査が必要になるか

そもそも頼んでもないのになぜ現地調査が必要になるのか?

このようなパターンで現地調査が発生しやすい。

  • 商業施設
  • テナントビル
  • 新築物件(マンション、アパート)
  • 国道沿いや河川沿い

このパターンでは現場調査を行わないとほとんどの場合は開通工事ができません

●商業施設やテナントビルでの光回線の開通工事では入館申請、MDF室の解錠、EPS室の解錠、他テナント入室許可、配管の作成など様々な要因が必要になります。

調査もなしに上記の内容が段取りできる可能性は低いですよね?

事前に調査して必要事項を調べて用意する必要があるわけです。

●新築物件では管理会社から配線ルートや工事内容を記した図面の提出を求められた場合は現場調査案件になる。

管理会社としても勝手に壁に穴を開けられては困りますからね。

●国道沿いや河川沿いの物件は工事申請が必要な場合があります。

その際にどの場所で作業するか?作業時間はどれくらいか?どのマンホールを開けるのかなど、様々なことを見る必要があり、実際に調査をしておかないと正しい申請ができないからです。

調査終了から本工事までの期間

何月ごろか、地域にも偏りがあります。

春が一番予約が多く、現場調査終了から本工事まで一ヶ月以上は空く可能性は高いです。

その他の月は早ければ二週間ほどで本工事が迎えられるかと思いますが、その地域によって工事予約の偏りはありますのであくまで目安程度です。

調査は1回で終わらない事もある

調査に来たからといって無事に本工事を迎えられるわけでは有りません。

当日、調査員より説明がありますが、本工事までに不明確なことがあると再調査!になることがある。

  • 調査時間が足りない(立会できる時間が限られていた)
  • 調べたいけど入れない部屋があった
  • 配管を新設しなければならない  等

上記のように1回で調査しきれないと再度調査になることが多いです。

その際はまた、日程を調整して調査をしてください。

現場調査で開通不可のジャッジ

もちろん調査の時点で作業員から「光回線は開通できません」ってこともあります。

特にマンションなどは後から配管の作成や穴あけが難しいため、開通NGになりやすいかもしれません。

もし光回線が使えない場合の他の通信手段を紹介!

ホームルーター

スマホのキャリア回線を利用し、無線でインターネットが利用できる。

ケーブルが不要なため、工事の必要ない!

月額料金も4000〜5000円前後で速度も速い!

屋外への持つ出しはできません。

ドコモやソフトバンク・auなどの通信網を利用しますのでスマホが使える場所なら利用できる!

ドコモ回線がデータ量無制限なのに月額4,950円で使える! かんたんに置くだけインターネット!【SoftBank Air】

是非検討する価値ありですね!

まとめ

今回は光回線の現場調査についてまとめてみました。

調査は実際に光ケーブルが提供できるかを見にきます。

時には天井の中を覗いたり、机を動かしたり、脚立で登ったりと・・

実際の工事に似たような作業になりますので立会時間に余裕をもって望みましょう!

もし現場調査がNGだったらホームルーターをおすすめします!

ではまた!

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こちらのサイトへ足を運んでくれてありがとうございます! totonet(ととねっと)と申します。 現在、通信関係の仕事をしています。 このサイトでは通信関係を中心に長年培った現場のノウハウや知識, 最新のIT技術などを提供していきます! 資格は工事担任者総合種、電気工事士2種等保有しております。 雨の日も風の日も光回線、電話回線、ネットワーク回線と作業しております。 ぜひ、現場の生の知識を参考に!

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