光回線の開通工事で頻繁にトラブルになる問題です。
賃貸物件の光回線工事の導入許可について。
今回の記事では賃貸物件にお住いの方が、光回線工事を申し込む際に管理会社様、オーナー様への工事許可が必要です。
後から工事中止にならないためによく確認してください。
アパートの自分の部屋に光回線をいれる予定。
来週工事に来てくれるみたいだけど、勝手に工事しても平気かな?
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賃貸物件について
そもそも賃貸物件は、所有者(大家)が建物や部屋を個人や法人に対して一定期間の間、使用させるために貸し出す不動産のことです。
一般的にアパート、マンション、一戸建て住宅、商業施設などが該当します。
なぜ許可が必要か?
光回線の設置には、建物の構造や設備に関する影響があります。
管理会社は、物件の保全や安全を確保するために、設備変更や工事の許可を必要とする場合があります。
また、光回線の設置によって建物の外観や共有部分に影響がある場合も考慮されるため、管理会社の許可が必要とされます。
工事内容は申込みの品目によって変わってくる
光回線の工事は申込みの品目によって変わってきます。
★ファミリータイプは最寄りの電柱からお部屋までケーブルを通線する工事で建物にビス止めや穴あけが発生するため必ず許可が必要になってくる。
★光配線方式はMDF室やEPS室などの光設備からお部屋までケーブルを通線する工事で、場合によっては穴あけが発生するため管理会社へ許可の確認は必要。
★VDSL方式及びLAN方式はMDF室の集合措置から電話線及びLANケーブルを利用する工事で、通線工事がほとんど発生しないが、リフォームなどで配線が抜かれていた場合は通線工事が発生するため、事前に管理会社へ許可の確認は必要。
未許可のまま工事を迎えたら?
当日、工事担当者が作業内容を確認します。
その際、壁に穴を開ける必要があるのか、ビス止めする必要があるのか、駐車場内の作業があるのか、近隣の敷地を借りる必要があるのかなど様々な工事に必要な条件を確認します。
外壁などの穴あけは管理会社やオーナー様の許可が必要になるので、工事前に「穴あけ、ビス止めが必要になります。管理会社やオーナー様への作業許可は頂いてますか?」と確認が入ります。
もし、未許可の場合は作業中止になり、開通工事は延期になります。
その際は、本人から管理会社へ許可の連絡を入れてください。
もし未許可で工事を行った場合
先程の穴あけ、ビス止め発生時に管理会社の許可を取らずに工事を進めた場合(工事会社には管理会社の許可は取れてますと嘘をついた場合)の問題点。
まず、工事会社は管理会社の許可取得の上で工事していることになっているので、一切の責任は負いません。
勝手に工事を行うと、契約違反や法的なトラブルの可能性があります。
賃貸物件では、通常は契約に基づいて管理会社や所有者の許可を得る必要があります。
勝手に工事を行うことで、建物や設備に損傷を与えたり、他の住人や隣近所とのトラブルを引き起こす可能性もあります。
したがって、何か変更や工事を行う場合は、まず管理会社や所有者と相談し、適切な手続きを踏むことが重要。
正直なところ、未許可が多い
工事担当者の私からの意見にはなってしまいますが、正直なところ管理会社やオーナー様への未連絡、未許可が多い印象です。
光回線の受付時に賃貸物件の方は管理会社へ導入許可を取得してくださいなどのアナウンスはされているのかは疑問です。
ただ、賃貸にお住いの方は何かと工事する際は管理会社へ確認は必要になるかと思いますので、例え光の受付の方が「簡単に終わる工事です」なんて言っていても「じゃあ勝手に工事しても大丈夫かな?」とはなりません。。
工事会社としても、工事完了後に管理外会社とのトラブルも少なくありませんし、「勝手に穴をあけた、穴開けるなんてき聞いてない」なんてこともよく言われます。
そうなると、壁の補修は誰がするの?工事会社?ってことも。
ですので事前に工事の許可を確認しましょう。
許可の取り方が分からない、事前調査依頼
とはいっても、工事の内容がよくわからないから許可の話ができない。
管理会社もよくわかっていない。
なんてことがよくあります。
光回線の工事には現場の下見、現場調査が存在します。
ただ、現地調査は有料な場合がほとんどですので、受付の方に相談してください。
事前調査を行うことにより、工事内容が明確になりますので一安心です。
もし工事NGになってしまったら
賃貸物件の場合、管理会社の許可がNG、建物の構造上開通工事がNG、近隣の立地の関係上工事がNGなどさまざまな要因で工事がNGになることがあります。
せっかくの光回線が導入できない!
だけど高速インターネットは絶対に必要なのに。。って方におすすめがあります。
今流行りのホームルーターです。
ホームルーターとは?
ホームルーターとは、コンセントをさすだけでインターネット環境が整う、家やオフィスに特化した据え置き型のWi-Fiルーターのこと。
コンセントにさすだけでインターネットができちゃいます。
各、主要どころ紹介していきます。
◎ドコモのホームルーター
5Gに対応した最新型ホームルーター。 現在政府より推進され、全国で5Gが受信できるよう構築が進められています。 現段階では5G接続のエリアは限られますが、随時エリアが拡大されて行く事や その他のエリアの場合は「4G(LTE)」接続にて無制限で利用。
携帯の5G/4G電波を利用する方式なりますのでNTTdocomoの電波であれば ほぼ全国で受信可能。
どれだけインターネットを利用しても月額4,950円。
◎ソフトバンクのホームルーター
自宅にコンセントにさすだけで高速回線使い放題。
ホームルーターとしておススメ。
工事不要で、かんたん置くだけ、高速インターネットが使い放題。
月額5,368円(税込)〜 ・工事不要、コンセントにさすだけで届いた日からすぐ使える。
さらにSoftBankまたはY!mobileの携帯・スマートフォンをご利用の方は おうち割適用で月々のご利用料金がずーっと割引です。
◎楽天のホームルーター
「Rakuten Turbo 5G」を使ってWi-Fi環境を簡単に構築できるため、 自宅での光回線の開通工事が難しいお客様や、引っ越し先ですぐにWi-Fiを利用したいお客様が 手軽に高速なインターネットをご利用いただけます。
なお、データ利用量の上限がなく無制限でご利用いただけるため、 自宅での動画鑑賞やリモートワークなどに便利にご利用いただけます。
「Rakuten Turbo 5G」は、5G対応のホームルーター。
「Rakuten Turbo」対応の楽天回線エリアにおいて、Wi-Fi環境を構築。
また、最大接続台数は128台で、Wi-Fi 6にも対応しており、同梱のQRコードを読み込むことで、 多数の機器に簡単に接続することが可能。
なお、色はホワイトで、屋内での様々な利用場所になじみやすいコンパクトなデザインです。
まとめ
光工事の際は管理会社へ工事許可の確認を入れましょう。
もし、工事内容がお互いに不明の場合は現場調査を依頼します。
事前にトラブルの無いように開通できれば良いですね!
もし工事が中止になってしまったらホームルーターで解決しちゃいましょう。
ではまた!