OPENまでに光回線が開通できないことがあります。
いやいや申し込んだから大丈夫でしょう?
そんな事はありません。
しっかりと調整をしておかないと工事ができず、OPENに間に合わないことがあります。
私の経験上、テナントビルはいろいろと調整が必要なことが多く、開通工事が間に合わない場合があります。
そんなことにならないためにも開通工事までに必要なことをまとめたので是非参考にしてください!
OPENまでに光回線がないと業務に支障が出てしまいます。
事前に何を気をつければ良いか教えてください!
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開通工事までに必要なこと
開通工事までに必要なこと
- 光回線の申し込み
- 配管の準備
- 管理会社へ導入の許可
- 内装業者との日程の調整
順番に解説していきます。
光回線の申し込み
まずは回線の申込みをしましょう。
NTT回線、コラボ回線へ申し込みをします。
回線事業者はなんでもいいよって方ならNTTの光回線が良いと思いますが、ご自分のプランに合った事業者を選択しましょう。
回線事業者の申し込みバナーを貼っておきます。
NTT光回線はこちらから
申込みが済んだら次に進みます。
申し込む期間に注意!
OPENに間に合わないケースで一番多いのがこのケース。
申し込むのがOPEN間際の場合。
光回線の開通工事の準備は2~3ヶ月掛かることがよくあります。
申込みから1~2週間で開通工事が完了することは稀。
余裕をもった申込みが最重要!
現場調査の相談をしよう
申込みが済んだら現場調査の相談をしましょう。
テナントビルや商業施設の場合、現場調査無しで開通工事が完了することは難しいのが現状。
というのも、光回線の工事は当該のテナント内で作業が済むわけではなく、建物内の弱電室やEPS室と行った回線設備を利用して配線を行う必要があり、建物の構造によっては夜間帯の作業や、早朝など限られた時間帯での作業が必要なことがあります。
日中帯の時間の開通工事では当日作業ができないことが非常に多く、OPENに間に合わないケースが出てしまいます。
それを防ぐために現場調査を行えるか申込時に相談することをオススメします。
配管の準備をします
現場調査を行えたのなら、調査時に配管の話が出てきますが、テナントビルや商業施設では、弱電室やEPS室からお客様の光回線の設置場所までの配管が必要になるケースがほとんどです。
この光用の配管がないと工事日当日に光ケーブルを引くことができず、工事が中止になることがあります。
建物の配管は共用部、専有部(お客様テナント)で所有権が異なりますので、建物の施設管理の方へ確認をオススメします。
そのためにも現場調査を行い、調査員に見てもらったほうが話は早いでしょう。
ただ、配管の敷設には費用がかかります。
大きな建物ほど配管の費用が高くなる可能性が高いので注意が必要です。
「光回線を導入するのに配管の新設費用が数十万掛かりそう」なんてことも少なくありません。
管理会社へ導入の確認
回線工事の申込みや、現場調査の申込みが終了したら管理会社へ導入の相談をします。
先程も述べましたが、建物によって作業のルールが違います。
調査は夜間、本工事は早朝しか許可できない!とか。
日中帯は脚立作業禁止!とか。
事前に申請してないと入館ができない!とか。
正規の図面を提出しないといけない!とか、建物によって様々なルールが設けられています。
ですので、光回線の申し込みだけで開通工事まで完了することは難しいのです。
内装業者との日程の調整
結構重要なのが、各業者のスケジュール。
光回線の工事は内装が仕上がっていないとできません!
よくある開通工事のNGケースは
- 配管ができていない
- 床貼りの作業で入室できない
- そもそも内装業者が作業していて配線作業ができない
これらのケースは非常に多いです。
開通工事に必要な状況
- 光用の配管ができている
- テナントに入室ができ脚立などを立てれるスペースがある
- 内装は殆ど終わっており、他の内装作業者と輻輳しない
内装作業も早かったり、遅れたりするためにスケージュール管理は難しいですが、内装がまったく終わっていない段階での開通工事はNGになることが多いので注意が必要です。
まとめ
今回はテナントビルの光回線導入の注意点を解説しました。
OPENに間に合わないケースが非常に多いのでこの記事でまとめてみました。
今回の記事を実行していただければOPENまでに光回線が間に合うのではないでしょうか?
ぜひ参考になればと思います!
ではまた!
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