auひかりの工事を申し込んだが、いったいどんな工事をする?事前に準備することがある?どれくらいかかる?
そんな不安を抱えている方へ実際に何千件と光回線の工事を担当した私が解説します!
この記事を読めば工事の流れ、事前に準備することがわかります。
NTT回線、コラボ回線、NURO光の工事はこちらの記事を参考にしてください。
auひかりの戸建ての工事を申し込みました!
明日工事日なんだけど、どんな工事になるかわかりません。
工事時間もどれくらいかかるのかな??
実際の工事の内容を解説するね!
事前に準備することも有るからよく確認しよう!
- 手掛けた光工事、電話工事年間1000件以上合計2万件以上
- 工事担任者総合種取得
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auひかりのシェアドエリアとは?
auひかり「ホーム」と「ホームs」の違い
auひかり「ホームs」とは、auひかり「ホーム」プランが対応エリア外の場合に適応されるプランです。
auひかり回線にはKDDIが独自に光回線を提供しているエリアとKDDIがNTT東日本から光回線設備を借用しauひかりを提供しているエリアに分けられます。
「ホーム」・・・KDDI独自の光回線設備
「ホームs」・・・NTT東日本の光回線設備を借用
シェアドとは
シェアドとは「shared access」(シェアド アクセス)の略で回線を共有するという意味です。
「ホームs」の「s」はシェアドの「s」です。
今回、解説するのは「ホームs」シェアド方式の説明になります。
ですので工事当日はNTT指定工事会社の作業員が工事を実施します!
当日の工事内容
実際に当日、作業員が挨拶に来てから帰るまでの一連の流れを紹介します!
大体4項目ぐらいに分かられます。
- auひかりルーターの取り付け位置の確認
- 光ケーブルの配線ルートの確認
- 電柱作業、屋外作業、外壁作業
- 光コンセントの設置、光信号レベル測定
順番に説明していきます!
auひかりルーターの取付位置確認
ルーターはWi-FiとLAN接続の元の機械になります。
また、光電話を契約の方は電話機もルーターに接続して利用。
工事当日までに設置場所は必ず決めておきましょう!
よく当日あるのが設置場所が決まってなく、決定権のない方が立ち合い者で「よくわからない、決められない」とのことで工事が中止になる事があります。
戸建ての場合、基本的には電話用配管を利用して光ケーブルを敷設するのでリビングのモジュラ―ジャックがメインになるケースが多い。
家の構造により変わりますので、auルーターの設置場所も決めていた場所には通せない場合、プロの作業員と相談しましょう。
この電話の差し込み口があるところならauひかりルーターが設置できるってことね!
光ケーブルの配線ルートの確認
ルーターの設置場所が決まったら配線ルートの確認をします。
最近の築年の戸建てであれば宅内に電話用の配管を敷設しているのがほとんどです。
この配管はハウスメーカーや工務店が引き渡した後に家主が固定電話や光ケーブルを壁の中へ通すために入れてくれています。
作業員はスチールなど通線器を使って配管管路が問題なく外壁まで通じているかを確認。
ここで注意点ですが戸建ての構造により違いますが、電話用の配管が各部屋に敷設されている場合があります。
もし各部屋にある戸建てにお住まいの方は要注意です。
配管経路が各部屋で経由されているため、各部屋の配管を調べないと通線確認が取れません。
事前に確認しモジュラージャック付近は作業できるスペースを確保しましょう!
各部屋にモジュラージャックがあるけど、全部の部屋を片付けないとダメ?
そうだね!
家の構造にもよるけど各部屋にモジュラージャックがある家は、各部屋のモジュラージャックを開口しないと光ケーブルの配線が通せないことが多いね!
事前の準備としては、モジュラージャックの付近を作業できるスペースを開けておけばOK!
また、築年数がたっている戸建てだと電話用配管が劣化していることがあります。
通線器で確認した際に分かりますので、もし電話用配管が使えない場合はエアコンダクトから室内に通すか、外壁に10mm程度の穴あけをするかの二択になる。
その際はエアコンダクトや穴の開いた位置まで壁面を光ケーブルが露出配線することになりますので、外観の見栄えを気にする方は配管の修繕などを別業者に依頼するほうが良いでしょう。
電柱作業、屋外作業、外壁作業
最寄りの電柱に光の成端箱(光クロージャ―)が設置されているので作業員は高所作業車や長梯子を使い光ケーブルを配線していきます。
家の前の道路状況により作業時間はかなり変動します。
高所作業車が使えない坂道だったり、狭い道路だったり、光の成端箱(光クロージャー)が遠くの電柱にあったりと条件は色々出てきます。
ここで注意点です。
電柱から配線を引く際に近隣宅の敷地を横切って配線しなければ通せない立地の戸建て方は事前に敷地通過の許可を取得しておかないと当日配線が通せません。
もしイメージがつかなければ電気の線や電話の線がどこから来てる確認しましょう!
光コンセントの設置、光信号レベル測定
最後に設置場所まで引いた光ケーブルの先端に光コンセントを取り付けて光レベルを測って作業終了です。ここまでおおよそ1時間から2時間ほどかかります。
作業員はここで帰りますので、ルーターの取り付けはご自身で行うか、KDDIの委託業者が代行することもあります。ご不明であればKDDIへ確認しましょう。
えっ?
auひかりルーターをつけてテストしないの?
auから依頼を受けてるのが光ファイバーの配線工事及び、光コンセントの設置までなんだ。
MTTはauに対して電柱から光コンセントまでをシェアしているからね!
auひかりルーターは別の取り付け業者がつけに来る場合と自分で付ける場合があるから、わからなかったら受付に確認しておこう!
まとめ
auひかりの工事の流れ、注意点をまとめてみました!
工事は1時間から2時間程度ですが、作業環境によってはもっとかかる場合もあります(山の中だったり、狭い道路だったり、作業車が近くにおけなかったり)。
必ず準備しておくこと
・設置場所を決めておく。
・各部屋のモジュラージャックを確認し、あれば作業スペースを空けておく。
二点が準備できていればスムーズな開通工事になると思います!
ぜひ参考にしてみてください!
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