こんにちは、電話工事をしている者です。
今回は電話機の発信音がならない時の原因と対策を解説していきます。
新しい電話機を買う前にこの記事読んで原因を確認してください。
受話器から「プー」と聞こえません。電話機の故障でしょうか?
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アナログ回線か光回線か?
まずお使いの電話回線が何か。
ほとんどの方がアナログ回線か光回線だと思います。
「えっ〜わからない」って方は電話のコードがモジュラージャックに挿してあるか、光ONUに挿してるかで判別が付きます。
プレートの右の差し込みがモジュラージャック
光ONU PR系 ひかり電話はこの装置に接続してある
※ONUと電話機の位置が異なる場合、上記の配線以外のケースがあるので参考程度に。確実なのは契約元に確認。
アナログの場合の原因究明
とりあえず簡単に直せそうなところから見ていきましょう
①電話機の電源入っているか?
意外とあるのが電源が抜けてしまっていること。
いやいやそんなことはないよって方も一度確認をしてください。
②電話コードが抜けていないか?
一番の原因はこれ。
電話機の回線ポートからモジュラージャックの間の電話コードがどちらか抜けてしまっている。
ちなみに電話コードのピンは折れやすいから引っ張って抜けてしまうようであれば新しいものに交換しましょう!
③受話器のコードが抜けていないか?
電話機本体と受話器を繋ぐ電話コードが抜けていないか確認しましょう。
結構劣化で駄目になる場合があるから損傷がないかも確認してください。
見た目に抜けや損傷がないなら電話機本体のスピーカーボタンを押して発信音が入るか確認。
もし発信音の「プー」が入れば回線の故障はないので受話器の故障になります。
受話器だけの交換ができるかはメーカーに問い合わせをお願いします。
ここまで来たら原因は3つ!
上記の3点をためしてだめなら考えられる原因は3つ。
- 電話コードの不良
- 回線の故障
- 電話機の故障
電話コードの不良
ちゃんとモジュラージャックに刺さっている、電話機の回線ポートにも刺さっている。
引っ張っても抜けないし、見た目に損傷がない場合でもコードの内部で断線しているケースがあります。
もし、代替の電話コードをお持ちでしたら交換してみてください。
なければ購入をおすすめします。
回線の故障
電話機やコードを購入する前に回線の故障を疑ったほうがいいかもしれません。
故障の原因としては以下のことが挙げられます。
- 最近雨が強かった
- 台風がきて風が強かった
- リスや鳥が多い場所に住んでいる
電話線は銅線を使用しています。
雨が続いたり、風が強いと電柱の電話ケーブルに少なからず負荷がかかり、劣化している電話線はショートしたり、切れたりすることがある。
また、リスやカラスなどはケーブルをかじったりつついたりするので故障の原因の一つになっている。
回線の故障は事業者へ依頼しないと直せないので故障担当へ連絡してください!
電話機の故障
電話機の回線ポートの不良や受話器のスピーカーの故障も考えられます。
代替えの電話機をお持ちなら取り替えてみて確認。
もしなければ、電話機購入の前に、まず回線の故障が考えれれるので事業者の故障担当へ連絡。
ただ、電話機に水がかかってしまった!とか、何十年も使っていて錆びているなどは電話機の故障が原因の可能性があるので購入するのが良いかと思います。
光回線の場合の原因究明
途中まではアナログ回線と調べ方は一緒。
とりあえず、①からみていきます。
①電話機の電源入っているか?
意外とあるのが電源が抜けてしまっていること。
いやいやそんなことはないよって方も一度確認をしてください。
②電話コードが抜けていないか?
一番の原因はこれ。
電話機の回線ポートから光装置の電話ポート間の電話コードがどちらか抜けてしまっている。
ちなみに電話コードのピンは折れやすいから引っ張って抜けてしまうようであれば新しいものに交換しましょう!
③受話器のコードが抜けていないか?
電話機本体と受話器を繋ぐ電話コードが抜けていないか確認しましょう。
結構劣化で駄目になる場合があるから損傷がないかも確認してください。
見た目に抜けや損傷がないなら電話機本体のスピーカーボタンを押して発信音が入るか確認。
「プー」と本体スピーカーから聞こえれば受話器のコード不良か受話器のスピーカー不良が考えられます。
受話器だけの交換ができるかはメーカーに問い合わせをお願いします。
④光装置の電源が入っているか?
電源が入っているか確認しましょう。
電源が入っていて正常に動作していれば「ひかり電話」のランプが緑点灯しています。
確認してください。
ここまで来たら原因は3つ!
上記の4点をためしてだめなら考えられる原因は3つ。
- 電話コードの不良
- 回線の故障
- 電話機の故障
電話コードの不良
ちゃんとモジュラージャックに刺さっている、電話機の回線ポートにも刺さっている。
引っ張っても抜けないし、見た目に損傷がない場合でもコードの内部で断線しているケースがあります。
もし、代替の電話コードをお持ちでしたら交換してみてください。
なければ購入をおすすめします。
回線の故障
電話機やコードを購入する前に回線の故障を疑ったほうがいいかもしれません。
故障の原因としては以下のことが挙げられます。
- 最近雨が強かった
- 台風がきて風が強かった
- リスや鳥が多い場所に住んでいる
リスやカラスなどはケーブルをかじったりつついたりするので故障の原因の一つになっている。
また、台風などで配線が切れることもあります。
インターネットも使えなければ回線の故障が原因です。
ちなみに光回線の故障の判別方法はこちらの記事で詳しく説明しています。
回線の故障は事業者へ依頼しないと直せないので故障担当へ連絡してください!
電話機の故障
電話機の回線ポートの不良や受話器のスピーカーの故障も考えられます。
代替えの電話機をお持ちなら取り替えてみて確認。
もしなければ、電話機購入の前に、まず回線の故障が考えれれるので事業者の故障担当へ連絡。
ただ、電話機に水がかかってしまった!とか、何十年も使っていて錆びているなどは電話機の故障が原因の可能性があるので購入するのが良いかと思います。
まとめ
今回は発信音が入らない原因を解説しました。
ほとんどは回線に原因があることが多いかなという印象です。
只、中には上記の方法でうっかり治ることもあるのでぜひ試してみてください!
少しでも皆様のお役に立てたら幸いでございます。
ではまた!
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