電話機を変えたり、新規で電話工事をした際に起こる現象。
仕組みは大したことありません。
サクッと解説します。
コール音がプルル、プルルってすごく速く鳴っています。
受話器をとっても通話になりません。
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原因はナンバーディスプレイ
電話回線の契約時にナンバーディスプレイを契約しているはずです。
ナンバーディスプレイ契約とは、かけてきた相手の電話番号が、電話に出る前に電話機などのディスプレイに表示されるサービスのこと。
このサービスを使えば相手が市内、市外、非通知、フリーダイヤルとかがわかって便利ですよね。
番号によっては電話に出ない選択もできる。
ナンバーディスプレイの仕組み
仕組みを知りたいなって方に。
発信回線(通話相手)の電話番号や携帯電話番号などの情報を通話する前に契約者の回線を通じて、相手の電話機などにモデム信号を送出します。
着信がきたら電話機などの情報受信アダプタが起動。
受けたモデム信号の情報を処理しディスプレイに番号を表示、呼び出し音がなる仕組み。
なぜ速く鳴る?
アナログ電話の場合、電話の呼び出し音を鳴らす前にナンバーディスプレイを表示させる必要がある。
その為、交換機からの通常の呼出信号は1秒ONの後、2秒OFFの間隔で送られてくるがナンバーディスプレイを契約していると呼び出し音を鳴らす前に番号を表示させたいため、呼び出し信号は0.5秒ON、0.5秒OFFで送られてきます。
この環境の中、電話機にナンバーディスプレイ機能が搭載されていない機種やナンバーディスプレイ機能をONにしていない機種をつけると呼出信号を電話機が判断しプルル、プルルと早く鳴ってしまいます。
この信号はナンバーディスプレイを表示させるための呼び出し音なので通話にはならないのです。
解決方法
まず電話機がナンバーディスプレイ対応機種か確認してみましょう。
こんなマークが電話機に表示してあります。
もともと液晶がついてない電話機は使えませんよ。
黒電話とか900Pとか。
もし対応機種でなければ交換しましょう。
対応マークがあるのに番号表示しない方はナンバーディスプレイの設定がOFFになっています。
ONにすれば解決します。
取り扱い説明書を読み、電話機で設定をお願いします。
ナンバーディスプレイは必要ない
契約した記憶がない。
ひかり電話のプランによってはセットで契約が入ってる可能性があります。
もし不要な場合は契約事業者へ連絡して解約をしましょう。
まとめ
着信時の速鳴りはナンバーディスプレイ契約時の電話機側の受信アダプタの未反応時に起こる現象です。
解消方法は、電話機のナンバーディスプレイ機能をONにする。
ナンバーディスプレイ機能がない電話機であれば電話機を変更する。
そもそもナンバーディスプレイの契約が不要ならば契約事業者へ解約を連絡する。
上記の3点で解消します!
ではまた!